大阪で少林寺拳法 〜 金剛禅総本山少林寺 大阪高槻道院

■修練レポ■ 仲間が1人戻ってきました! (H25/6/9)

Posted on 2013年06月19日

梅雨時期に入ったけれども、雨らしい雨がまだ降らず、今日あたりから豪雨ときいているけれども、まだ天気もってますよねぇ。

でも、すごい湿り気帯びた空気で、いやぁな感じですね(*_*)

 

さて、そんなじめじめ空気を吹き飛ばすのは、明るい話題で(=゚ω゚)ノ

昨年六月の市民大会の後、受験ということで完全に休眠になっていた拳士が一人、正式に復帰しました!

いや、正確には受験と言うことでお休みしていた拳士は三名いたんですが、うち二名は休眠手続きをせずに、昨年の年度内に戻ってきたので、復帰という感じではなかったのですが、今回の拳士は一度完全に休眠状態になっていました(^^)

 

今回復帰したのは、一般部に復帰したアキ。

まぁ、去年の六月までほとんど休まずに修練にきていたので、知っている方も多いかと思いますが、去年六月以降に入門・転籍してきた拳士の方達は初めまして、な感じだと思います。

これから来れるときに頑張って修練に参加してみるという感じなので、一緒になる機会がありましたら、体力のある元気のいい拳士なので、色々お互いに切磋琢磨してもらえればと思います(^O^)

これで昨年の六月に受験を理由でお休みしていた拳士は、三人とも全員戻ってきてくれました!\(^o^)/

 

個人的な感想ではあるんですが、一度休眠という手続きを取ってしまうと、その後の復帰に至るまでの心理的な壁ってとても大きいと思うんですね。

たとえば、年度内に一定期間、勉強や仕事の都合でお休みすることはあっても、休眠手続きをしていなければ、その時期を過ぎればまた道場に行くんだ!という気持ちは継続することができると思うんです。

だけれども、「休眠」という手続きをしてしまうと、本人の気持ちの中で一端「区切りをつける」ことになると思うんです。

 

この休眠による心理的な壁は、よほど強い意志を持って少林寺拳法に対する思いを持ち続けないと、そう簡単には打ち破ることはできないんですね。

一度休眠になってしまうと、多くの拳士がそのまま少林寺拳法の修行から離れてしまい、戻ってくることはなかったりします。

なので、僕は年度内に戻ってこれる理由で一時的にお休みするときは、「休眠」の手続きをせずに、道院内部だけでお休み、という形を取ってもらっています。

 

これから先、皆さんがどのような環境の変化があって、道場に通えなくなるかわかりませんが、一つだけ覚えておいてほしい事は、一度休眠すると、次に復帰するののは、皆さんの強い意思がないと難しい、という事だけは頭の片隅にいれておいてください。

 

特に少年部の拳士の場合、保護者の意思と応援でもって、道場に通っている子達も多くいます。

少年部の間、あるいは小学校を卒業すると同時に休眠すると、次に再び少林寺拳法の扉をたたくことは、本人が少林寺拳法に対して強い興味を持っていない限り、まずほとんどありません。

なので、もし少林寺拳法の教えや技法、教育システムに共感していただけるのであれば、是非、本人が自分の意思で物事を判断できる時期が来るまで、休眠という形で途切れることがないように、サポートしてあげてください(^^)

 

今回休眠して、一年経った後に再び復帰してくれたアキのその気持ちを、僕は大変嬉しく思います(^o^)

 

(北野)