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少林寺拳法をはじめる理由

2011年2月19日 14:58 | | トラックバック(0)

今年の冬はすごく寒い。稽古の帰りとなると22時を過ぎているので、さらに寒い(-ω-;)

車をとめている駐車場の隣に昔ながらの銭湯があって、稽古帰りにその銭湯の横を通ると、お風呂のお湯の香りがする。ものっそ入りたいんですけど(笑)

 

と、いうわけで本題。

昨日、三月に昇段試験を受けるキイチの宿題を受け取った。

初段受験の拳士が出さなくてはいけない宿題の一つに、「入門の動機と現在の心境」というのがある。

 

入門の動機と書くとなかなかたいそうな感じがするんですが、要するに「何故少林寺拳法をやろうと思ったのか?」ということ。

少年部の場合は、家族がやっていたーとか、親戚がやっていたーとか、何となく武道をやらせたい、とか、よくわからないけど、友達がやり始めたからーとか、まぁ、どちらかと言えば本人の強い希望というよりも、周りからのススメというのが多くなる。

 

一方、一般部の方はとなると、自分の意志で数ある武道の中から、あえて少林寺拳法を選んでくる

もちろん、少林寺拳法がどういった団体であるか事前に調べてからくる人もあれば、持っているイメージだけで来る場合もある。

どんなきっかけであれ、入門するにはやっぱりちょびっと前に踏み出さないといけないので、そこには「どうして少林寺拳法をやろうと思ったのか?」という思いがあると思うんですね。

 

実際に入門した拳士の方から、直接「こういう理由で始めました!」とお聞きすることもあれば、よくわからないけれども、とにかく入門して今楽しくやっている、という方もいる。

でも、今一生懸命頑張っている人たちに皆共通して持っている思いは、少なくとも「今の自分をもうちょっと何とかしたい」ということで、その「何とかする」という方向が、「大切な人を守りたい」とか、「くじけない心を身につけたい」とか、「遙か昔に抱いた情熱を、今開花させたい」というのとか、人によって色々違う。

 

少林寺拳法というのは、自分の中に秘めた可能性を信じる、ということが全ての始まりになるので、やり始めたきっかけや目的が違っていても、「今の自分でも、もうちょっとなんとかなる」という自信につながってもらえるように、人によって少しずつ稽古方法が変わってくる。

 

武道団体という事で少林寺拳法を見つめれば、少なくとも稽古にくる拳士が技術の事で迷わないように、非常に整理された科目表があり、護身の技術だけでなく、自分と他人を守り活かす技術がある。

教育団体という事で少林寺拳法を見つめれば、組手主体・守主攻従の修練を繰り返すことで、対他人に対する心の距離感や接し方を学べる機会が大変豊富にある。

心の修行を求めるという事で少林寺拳法を見つめれば、釈尊の教えを中心に据えた金剛禅がある。

 

どんな思いを持って少林寺拳法の門を叩いたとしても、少林寺拳法の持つ柔軟性が結構上手く受け入れてくれる。

 

ハードな技術修練を求める人には、それなりにハードな技術修練をすることも出来る。

痴漢・強盗にとにかくびびらないようにしたいのであれば、いざというときに怖じ気づかない訓練も出来る。

日常生活で対立しやすい他人と上手くあわせる術を知りたいのであれば、少林寺拳法から調和の思想を学ぶ事も出来る。

 

今の世の中、繁華街で喧嘩に巻き込まれるなんてことはまずないんです。本当の護身は、単なる技術だけでなく、もっと別のところに目を向けなくちゃいけない。

大切な人を守る、というのも同じで、単なる技術だけでなく、「人を守る本当の意味」を知らなくちゃいけない。

 

「とにかく今の自分を少しでも変えたい!」という思いがあるのであれば、少林寺拳法だけでなく、ちょびっと新しいことに踏み出す勇気を持ってもらえれば、きっとその先に「少し変わった自分」を見つけることが出来ると思います(^^)

 

(北野)

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