大阪で少林寺拳法 〜 金剛禅総本山少林寺 大阪高槻道院

ニセ柔道家が教え子の男児にわいせつ

Posted on 2011年07月06日


お昼過ぎにMSNのトップページをひらいたら、「ニセ柔道家、就寝男児にわいせつ」という見出しの記事が出ていた。

本文をちょっと引用してみると、

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柔道教室指導者、就寝中の男児2人裸にして下半身を撮影 
産経ニュース 2011.7.6 13:02
https://sankei.jp.msn.com/affairs/topics/affairs-14581-t1.htm

 東京都江東区の柔道教室に通う男児2人を就寝中に裸にして撮影したとして、警視庁捜査1課は6日、準強制わいせつの疑いで、柔道教室経営で会社役員の佐藤雄彦容疑者(46)=江東区大島=を逮捕した。同課によると、「新しい下着に着替えさせただけだ。あとで保護者に説明できるように写真を撮影した」と容疑を否認している。

 佐藤容疑者は先月、実際は持っていない柔道六段の段位証書を偽造したとして有印私文書偽造容疑で逮捕、起訴されていた。段位証書は道場に掲げていたが、同課の調べに「柔道は中高時代に授業で習っただけで、DVDなどで見よう見まねで覚えた」と説明しているという。

 逮捕容疑は、昨年5月下旬、自身が経営する江東区の柔道場で、合宿に参加していた男児2人が就寝中に服を脱がせ、下半身をデジタルカメラで撮影したなどとしている。

 同課によると、佐藤容疑者の自宅などからは、教室の生徒とみられる男児の裸の写真が多数見つかっており、関連について調べる。

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なんともはや、まず「武道の指導者が教え子に手を出す」という事自体どうかと思うんですが、それに輪をかけて「偽の指導者」というところが始末に悪い。

 

最近、学校の先生が教え子(もしくは、教え子と同年代の子)にわいせつ行為をして捕まる、というニュースが頻繁に流れているけれども、武道の指導者やその他のスポーツ関係の指導者も、一歩間違えれば同じ過ちを犯しかねないこと、十分に気をつけるべきだろう。

少林寺拳法の指導者の中にも、こういった問題を起こして処分された人もいないわけではないだけに、現役・休眠を問わず、なお一層、この手の問題には神経質にならなくてはいけないと思う(-ω-;)

 

しかし、偽の指導者って、確かにスポーツ教室や武道関係の道場に通わせるときに、そこで教えている先生が本物かどうかなんて、入門する方から「先生、本当に資格持ってますか?」とは聞きにくいもんなぁ( ̄▽ ̄;)

まして、身近にあるスポーツ教室みたいに、指導員の資格がなくてもコーチが出来てしまう団体だったりすると、なおのことそのあたりはグレーになる。

 

実際、神戸や室蘭のほうでもサッカーの指導者が、その指導者が指導しているサッカーチームの男児に対して、わいせつ行為を行ったという事件もあった。

ひどい話になると、児童に対するわいせつ行為で過去に逮捕されているにもかかわらず、何年かしてから、同じスポーツ指導を通じて、また同じわいせつ行為を行った指導者もいる。

 

こゆ問題は資格を持ってる持ってないの問題ではないと思うけれども、少なくとも指導者として特定の団体が認め、かつその団体が危機管理意識をもって指導員の指導にあたっている姿勢を見せていれば、気休めかも知れないけれども、何もないよりはマシだと思う。

 

少林寺拳法に関して言えば、組織として毎年全道院長・支部長を本山に呼んで、指導に関して問題となる行為やその対策について指導を行っており、大阪府少林寺拳法連盟でも、大阪府下の道院長・支部長に対して、本山同様に指導者の問題行為については、口を酸っぱくして指導を行っています。

組織から指導を受けているから少林寺拳法は絶対安全だ、とまでは言いませんが、少なくとも少林寺拳法の指導者のほとんどは、何が良くない行為なのかは十分理解していると思うし、少林寺拳法の価値を高める努力をしていると思います(^^)

 

こゆ問題は道院長個人だけでなく、拳士個人にもとても関係していることなので、是非とも皆さんも少林寺拳法の価値を下げるような事しないように、日頃から心がけていきましょう(=゚ω゚)ノ

 

痴漢行為はしたらあかんで!

 

(北野)