大阪で少林寺拳法 〜 金剛禅総本山少林寺 大阪高槻道院

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■修練レポ■ 2015年9月度 合同研修会お疲れ様でした!

Posted on 2015年09月15日


■修練レポ■ 2015年9月度 小教区・ブロック合同研修会お疲れ様でした!

2015年9月度 小教区・ブロック合同研修会1

 

9/13(日)は、定例の高槻市少林寺拳法連盟が主催する少林寺拳法教室の開催日でしたが、同時開催で高槻・茨木小教区&摂津東ブロックの合同研修会も開催されました(=゚ω゚)ノ

 

今回の研修会は、少年部も対象でやろう!ということで、大阪府教区副教区長の大阪桂道院 水野 高廣先生を招待して、総勢100名を超える、大規模な研修会となりました。

 

いやぁ、大会以外でこれだけの拳士が集まってもらえたのは、とても嬉しいですねぇ(^O^)

今回は大阪府教区から水野先生が来て頂けるということもあって、高槻市だけでなく、茨木市にある道院・支部の皆さんも集まってくれました。

普段は結構集中力が欠けがちな子供たちも、水野先生の迫力ある技術指導に圧倒されたようで、水野先生が話をしているときは、おしゃべりをする拳士もなく、真剣に見入っていました。

てか、おしゃべり出来るような雰囲気でもないですが(笑)

 

2015年9月度 小教区・ブロック合同研修会2 2015年9月度 小教区・ブロック合同研修会3

 

こういう少年部も含めた研修会をやるのは初めてで、今までは比較的高段者の一般拳士だけが参加する研修会が中心でした。

だけども、少林寺拳法全体の道院・支部の圧倒的大多数は少年部の拳士で、この少年部の拳士たちが小学校卒業した後も継続し少林寺拳法の修行を続けていく、というのがなかなか難しい時代となりました。

 

小学生の間は、家族に奨められて入門し、家族の言うがままに道場に通っているという子たちも多いわけですが、小学校を卒業した後は、激変する自分の環境に応じて、自分の意思で少林寺拳法を続けていくんだ!という思いがなければ、なかなか続くもんではないですよね。

それだけに、道場の中だけの修練だとマンネリとなって、一般での修練に興味を失いがちなところを、今回の研修会のように全く違う地域の、全く違う先生に、少林寺拳法の技術は、道場で習った事のその先にはもっとすごい世界があるんだよ!というのを、強烈なインパクトをもって見せてもらえるのは、本当によかったと思います(^^)

特に水野先生は、ご自身のもつ雰囲気、熱意、行動全てが、強烈なインパクトがあり、水野先生の熱意あふれる技術指導があるたびに、子供たちは、ただただ「スゴイ!」という目で見つめていたのは、研修会を企画した立場から見ると、やって良かった!と心から嬉しく思いましたねぇ(・・)(。。)

 

昨日は興奮冷めやらぬままの、通常の修練日だったのですが、なんとなく子供たちの雰囲気が少し変わった気がします。

修練が始まる前や休憩時間に、日曜日にやったことをもう一度やってみている子たちもいれば、日曜日にわずかな時間しか修練しなかった技術の復習を、「よし、やってみ!」と言えば、皆の前ですぐにやって見せた子達もおり、それぞれに何かを掴んだようでした(^o^)

 

一般は一般の方で、これまたなかなかハードな修練だったこともあり、昨日の修練の時に負傷者続出(笑)みたいな流れになっていましたが、それでも、うだうだ言いながらも、楽しかったみたいで、「来月も水野先生はこられるんですか!?」と、期待した目で聞いてきた拳士もいました(笑)

いや、冗談で水野先生は来月も行くよ!みたいな事はおっしゃっていましたが、毎月わざわざ大阪の北の果てにある高槻まで足を運んでもらうのは…(笑)

でも、嬉しいですね、ご招待した講師の先生にもう一度来てもらいたい!という声が拳士の方からあがってくるのは(^O^)

 

研修会の三コマ目は、小教区の僧階補任講習会でした。

この講習会には、大阪府から二人の道院長の先生が飛び入り参加していただき、大阪府教区のウェブエントリーが力を発揮しました!

今まであれば、どこかの事務局に問い合わせをして、事情がわかる先生に連絡して、その先生まで申し込みをして…とかいう煩雑な手続きが必要でしたが、今大阪府教区サイトにあるウェブエントリーの機能を利用すれば、好きな行事に24時間好きなときにお申し込み頂け、行事主催者に申し込みと同時に連絡が入るので、とても便利になりました(^^)

 

今回の僧階補任講習会のテーマは「道院に参座することの意義」ということで、前半の圧倒的なインパクトを持った技術修練を踏まえて、ただ技術を習得するだけが少林寺拳法の修行ではないことを、改めて僧階補任講習で再確認することが出来ました。

前半の技術修練があればこその後半の講義といった感じで、非常に説得力のある講義だったと思います。

 

開祖が少林寺拳法を創始されたときから、技術修練の合間に法話・講義があって、技術と講義が一体となった、人間教育をされてきました。

今の少林寺拳法の修練には、このスタイルが今でも引き継がれており、他スポーツ・他武道と一線を画す教育システムだと思います(^^)

 

さて、次回の高槻・茨木小教区&摂津東ブロックの合同研修会は来年1月を予定しています!

次回は一般のみの研修会となりますが、来年の5月か9月の研修会は、また少年部も対象の研修会にしたいと思いますで、その日を楽しみに、今回以上にもっと多くのことが吸収できるよう、日頃の修練を大切にして、あきらめることなく少林寺拳法の修行に励んでいってもらえればと思います(=゚ω゚)ノ

 

(北野)