大阪で少林寺拳法 〜 金剛禅総本山少林寺 大阪高槻道院

■修練レポ■ 2020年10月度 合同研修会お疲れ様でした!

Posted on 2020年10月07日
2020年10月度 合同研修会1 2020年10月度 合同研修会2

最近の朝晩の冷え込み、急激ですよねぇ( ̄▽ ̄;)

まだ家に帰ってからは夏仕様の甚平を着て過ごしているんですが、さすがに風邪ひきそうなので、そろそろ秋パジャマに変えないとダメですね…(-“-;)

 

さて、本日に話題に入りますと、10/4(日)はかなりお久しぶりな高槻・茨木小教区&摂津東ブロック合同の研修会の実施日でした。

大阪高槻道院のブログ記事をたどってみると、最後に合同研修会の投稿をしたのは2019年7月で、その時は大阪府教区長の佐々木先生に来ていただいての研修会でした(^^)

その次の研修会の予定は、本当なら今年の1月にやる予定だったんですが、この日がちょうど本山の承継式と重なっていたので、じゃあ時期をずらしましょうか、という流れになったところに新型コロナウィルスの感染拡大が発生し、のびにのびて、ついにこんな時期まで延期となりました( ̄Д ̄;)

 

当初の予定では、1月の研修会は武内先生&田邊先生の研修会を予定していましたが、その後の状況から、外部から先生を呼んで本格的な研修会をするのは控えましょうかという事になり、それじゃあ僧階補任講習会をメインに据えた研修会が提案されました。

僧階補任講習会をやるといっても、講師をやれるのは大導師以上の道院長でなくてはいけないので、気がつけば僕が担当することに(笑)

まあ、普段から道場で学科・法話はしまくってるので、僧階補任講習会だろうがなんだろうが前に出て講義して下さいと言われればいくらでもやりますが、道院での法話と違ってあんまり長くしゃべりたおすのもなぁ、と。

 

特に僧階補任講習会のときは事前に講義テーマが決められていて、この講義を受講した先生は僧階レポートにまとめて本山に提出する場合もあるので、脱線しまくりな話になると、まとめるモノもまとめられないんですよね。

通常なら原稿用紙6,7枚で書く論文を、A4用紙一枚にまとめなきゃいけないので、講義する方もそれを考えて講義をしなきゃいけない。

なので、僕が講師をやるときはかなりレポートを意識して、ちゃんと序論から本論、結論と話を通して、レポートにまとめやすいレジュメを用意して講義をします(=゚ω゚)ノ

 

今回の講義テーマは、「現代社会における宗教問題と金剛禅」というテーマだったので、まずはタイトルから検討しなくてはいけない事項を切り出す話から始まり、最終的に金剛禅がどういう立ち位置にいる必要があるのか、という結論にもっていきました。

レジュメに出てくる流れそのものがレポートの骨格になっているので、話聞いてなくてレポートにまとめられるという、受講者には最高に優しい講義だったんじゃないかと思います( ̄ω ̄)ふふっ

同じテーマで二時間しゃべれといわれりゃあ、そりゃもうね、関連分野の基礎知識まで含めてしゃべりたおしますが、そんなんしたらA4にまとまらないし(笑)

 

この日の小教区会議でも今後の研修会についての話し合いも行われましたが、ひとまず今年度(2021年3月末)までは外部の先生を招待して、技術修練を含めての研修会は見送ることが決まりました。

いくら昇段試験は通常通りに戻ったといえどもまだ感染拡大が収束しているわけでもないですし、まともな相対演練が出来ないとなると、せっかく来ていただく先生にも申し訳ないですしね(-ω-;)

 

かわりに、今回みたいな少人数での僧階補任講習会は、多少離れて座っても問題ないですし、密で長時間滞在するという状況にもならないので、受講する先生方の希望があれば随時やっていきましょう、という事に決まりました。

随時なので、次はいつですよという告知は今は出来ませんが、実施が決定したらまたご案内致します(-人-)合掌

 

(北野)