大阪で少林寺拳法 〜 金剛禅総本山少林寺 大阪高槻道院

■修練レポ■ 2023年 1月度入門式&新春法会&拳歴表彰

Posted on 2023年01月17日
2023年 1月度入門式1 2023年 1月度入門式2 2023年 1月度入門式3
2023年 1月度入門式4 2023年 1月度入門式5 2023年 1月度入門式6

2023年に入って二週間が経過し、学校も仕事もそろそろ落ち着いてきたかな?という感じではないでしょうか(^^)

さて、稽古始めは1/6(金)だったのでこの記事を書く頃には、今まで通りの修練が始まっていますが、1/8(日)に2023年度の新春法会&拳歴表彰と2023年1月度の入門式を執り行いましたので、そのご報告させていただきます(^o^)

 

今回の入門式は、昨年の達磨祭の時に家庭の事情で入門式に参加出来なかった小学生&年長さんの兄弟の入門式を執り行いました。

お兄ちゃんもまだ1年生と言うことで、さすがに漢字てんこ盛りの誓願文を一人で読んでもらうのも難しかったので、大西拳士のサポートを受けながら一生懸命誓願文を読み上げてもらいました。

誓願文に書いてある事は通常の修練の時に読み上げる教典と似ていますが、金剛禅総本山少林寺に入門する決意を表明し、金剛禅の教えを守り日々精進をしていくという誓いを先輩拳士達の前でたてるという、そこそこ仰々しい行事ではあります(笑)

仰々しいからこそ、新しい拳士を受け入れる先輩達もまた、同志として温かく向かい入れ、かつては自分たちが同じように入門式に参列し、そのときの先輩達に受け入れてもらってきたことを、思い起こす良い機会になっているのではないでしょうか(^o^)

 

僕も三十数年前、当時は湯浅学園という夜間学校の跡地にあった大阪高槻道院の修練場所で入門式に参列し、道服を着た田邊先生に入門式を執り行っていただいた事を今でも覚えています。

写真に残っていないのが残念ですが、なんとなく僕が執り行っている入門式よりも、当時はぐっと宗教寄りというか、独特の雰囲気があった気がしますねぇ。

たぶんやっている事は同じはずなんですが、沢山の大人の拳士に見守られながら、中学生という子供が達磨大師とロウソク、香炉などを置いた祭壇の前で、田邊先生の表白文や法話を聞き、当時は師弟盟杯という、師と弟子が同じ杯を交わす(入っていたのはお酒ではないですが)儀式もやったような気がします。

当時の田邊先生の年齢より、今の僕の年齢の方が上なんですが、重厚感が全然違いますね(笑)

 

入門式は金剛禅に入門した拳士が一生に一度参加する行事でもありますし、何回も参列している先輩拳士とは異なり、最初に経験する金剛禅の行事だけに、やはり思い出に残りやすい行事だと思います。

今回新しく金剛禅に入門した二人も、体と心の成長と共に、金剛禅で学んだことが日常生活で活かせるように、仲間と共に一生懸命修練に励んでもらえればと思います(^^)

 

■ 2023年 新春法会&拳歴表彰 ■

2023年 新春法会&拳歴表彰1 2023年 新春法会&拳歴表彰2 2023年 新春法会&拳歴表彰3
2023年 新春法会&拳歴表彰4 2023年 新春法会&拳歴表彰5 2023年 新春法会&拳歴表彰6
2023年 新春法会&拳歴表彰7 2023年 新春法会&拳歴表彰8  
2023年 新春法会&拳歴表彰9 2023年 新春法会&拳歴表彰10  

 

入門式が終わった後は、引き続き2023年度の新春法会と拳歴表彰を執り行いました。

今年の門信徒代表挨拶は当初は別の拳士にお願いしようと思っていたのですが、本人が言うには「去年やったから、今回は別の人に」という依頼もあり、急遽その場でバトンタッチした中学生拳士が、門信徒代表挨拶にチャンレンジしてくれました(^o^)

いつ頃からか覚えていませんが、結構前から新春法会の門信徒代表挨拶は前の年に一般に編入したの新中1の拳士が担当する流れになっていて、今年は昨年の新中1の拳士が行事の時間帯に間に合うかどうかよく分からなかったので、今年は中学2年生の拳士にお願いしました。

いきなりバトンを渡された形になりましたが、嫌な顔一つせずに一生懸命挨拶文を読み上げてくれたのたのは、とても立派だったと思います(^^)

 

今年の新春法会の導師法話は、毎年定番の干支のエピソードでした。

今年は卯年ということで、ウサギと卯、卯の持つ意味と方角、自然のエネルギー循環という、ずいぶんと壮大なところまで話が広がっていきましたが、こういう法話を聞いた上で改めて今年一年どのような取り組みが出来るだろうか?と考えるきっかけになったのであれば、僕としては満足ですね(^o^)

 

新春法会の途中で、2023年 1月度の精勤賞授与式、2023年度の拳歴表彰を執り行いました。

今回精勤賞を授与されたのは、精精勤二年を授与されたヒロト、拳歴表彰を授与されたのは拳歴30年のヒロセ拳士、拳歴10年のソラ、トワ、拳歴5年のリュウセイの5名に賞状と記念品を贈呈致しました。

昨日の修練が終わった時に、拳歴10年の拳士に当時一緒に修練に参加していた拳士の話を聞く機会があったんですが、みんな色んな人生を歩んでいるんだなぁと、改めて10年という時の長さを感じましたねぇ(・・)(。。)

拳歴表彰を受けた二人のように、今でも道場に来て修練に励んでくれていれば、ちょっとずつ体も心も成長していくのを見守り続けられますが、5年とか7年飛んで今の状況を聞くと、そんな風に変わったんだ(゜ω゜;)と思うような事もありますね(笑)

この年になると、10年前も今も白髪が増えたぐらいでそんなに変わった感じはしませんが、やっぱり小学生→高校生とか、小学生→大学生とかいう感じで比較すると、モンのすごい成長したんだなと改めて思います。

拳歴10年はそのぐらい大きな成長を経て授与された表彰なので、どうぞこれからも1日でも長く少林寺拳法の修練に励み、拳歴30年の拳士のように人生の半分以上は少林寺拳法と共にある生活に喜びを感じてもらえるようになってもらえることを、切に願います。

 

さて、2023年最初の行事は無事終わりましたが、これからの活動についてはウィズコロナの時代という様々な社会変化に柔軟に対応するとともに、今年も一年拳士の皆さんが安心・安全に途切れることなく修練を続けていけるよう頑張っていきますので、どうぞよろしくお願い致します(-人-)合掌

 

(北野)