大阪で少林寺拳法 〜 金剛禅総本山少林寺 大阪高槻道院

何もしない高校生が増えているらしい

Posted on 2010年04月19日
スポーツ

昨日のニュースなんですが、最近の高校生はスポーツもしなければ勉強もしないという、「何もしない」パターンが増えているそうな。ちょっとその記事を引用してみると、

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大丈夫?「何もしない」高校生多数 スポーツも勉強も…ベネッセ調査
https://sankei.jp.msn.com/life/education/100418/edc1004181944002-n1.htm
産経ニュース 2010.4.18 19:43

高校生になると中学時代に比べ、スポーツだけでなく、学校外の学習活動を含め活動率が下がる実態が民間の調査で分かった。高校生になると「何もしていない子」が増え、意欲低下が懸念される。高校の授業料無償化がスタートするが、年間約8万人の中退者を抱える高校教育は、バラマキ政策の前に解決すべき課題が多そうだ。

ベネッセ教育研究開発センターの「学校外教育活動に関する調査報告書」で、昨年、3歳~高校2年の子供を持つ母親を中心に保護者に教育観や子供の活動についてアンケートし、分析した。

子供が定期的にスポーツや学習をしていると答えた割合(活動率)は、スポーツが中学1年で7割を超えていたのが、高校1年になると5割を切り、激減していた。

代わりに勉強しているかというと、そうでもなさそう。学校以外の塾・教室に通う「教室学習活動率」は中学3年で6割を超えているのに対し、高校2年で4割程度にとどまった。家庭学習も中学生平均が75・1%に対し、高校生は53・8%。またスポーツをしている高校生はしていない生徒より塾・教室へ通う率が12ポイント高かった。報告書では「何か打ち込めることをもったり、深く思索するような時間をもてたりしているのか気がかり」としている。
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記事を要約すると、要は中学時代までは何かしらスポーツをやっていたとしても、高校に入ってからとたんにやめてしまうパターンが増えており、その代わりに別のなにか楽しみをもって生活しているかというと、そういうこともない子が多くなっている、という話だ。

幸い、今大阪高槻道院に来ている中高生達は、みんな学校でクラブをやりーの、プライベートでは音楽をやりーのしていたり、あるいは学校でクラブ活動をやっていなくとも、代わりに少林寺拳法の修練に一生懸命来て、頑張っている子達ばかりだ。

なので、彼らを見ているとこの調査の結果のような状況が想像できないのだけれども、圧倒的大多数の子達は、「何もしない生活」をずっと送っている事になる。

■ゆとり世代だからこそ頑張ればむくわれる■

ちょうどこの調査の対象となったのは、ゆとり世代といわれる子達で、詰め込み学習をしない代わりに、自分で考えて行動する自由を与えられた世代になる。

だけれども、一方でいまうちに来ている子達のように、自分の意志で何かをしたい!という思いを持っていない子たちは、結局教育を与えられない現状に不満を抱かないかわりに、自分から何かをするという方法も学ぶ事が出来なかった。

ゆとり教育が今年から大幅に方向転換するとのことで、これから10年後の調査結果はまた違ったものになるのかも知れないけれども、今この世代に当てはまった子達には、是非とも「ちょびっと行動する」事を頑張って欲しいところ(・・)(。。)

変な話、周りに突出した子達がいないということは、自分がちょっと頑張れれば人より前に進んでいる事が実感できる世代なわけで、これほど自分の努力が結果に結びつきやすい世代はないと思う。

なので、スポーツでも勉強でもアートでもファッションでも、何でもいいので何か一つは自分が興味あることに手を出して頑張ってみよう( ゚∀゚)o彡°

あー、何していいかわかんないときは、少林寺拳法をヨロシク(笑)

(北野)